ティアンドデイ2025年採用サイト

社員インタビュー アプリエンジニア

  • 松本Base

    市川 雅之

    2000年入社。
    リードアプリエンジニアとして、Windowsおよびモバイルアプリケーションの開発を担当。趣味は芝生の手入れ。

  • 松本Base

    藤澤 里美

    1999年に新卒で入社。
    現在は時短で勤務し、主にWindowsアプリケーションの開発やテスト業務を担当。趣味は、サッカーの試合観戦旅行やスノーボード、ホットヨガ、読書など。

  • 東京Base

    鈴木 貴裕

    2024年4月入社。
    東京Base唯一のAndroidアプリエンジニアとして、新規アプリの開発や、既存アプリの改修を担当。
    最近の趣味はスマホゲームのポケポケ。

松本Base市川

これまでに開発されてきたアプリについて簡単に教えてください。

私は2000年に入社し、2013年までは主にWindowsの通信機能(USB/LAN)の開発を行ってきました。アプリは基本的にはUI部と通信部に分けられますが、私は通信部を開発し、それをUI部へ提供してきました。そういう意味では、ほとんどのアプリに関わってきたとも言えます。2013年以降は、Androidアプリの開発を行っており、WindowsアプリとモバイルアプリでUI部も通信部も一人で担当し4つほどのアプリを開発してきました。

新しい案件はどのように発生し、どのような流れで進んでいくのでしょうか?また、どのくらいの頻度で案件が発生するのでしょうか?

アプリの開発案件は、製品そのものの開発が大きく関わってきますが、こんな製品を作ったら面白いのではないかというところから始まり、製品にどのような機能を持たせ、どのようにサービスを提供していくかが決まった上で、その機能やサービスを満たすアプリの開発がスタートします。また、製品がリリースされた後に、さらにサービスを良くしていくため、ツール類が追加で開発されることもあります。新しいシリーズの製品のアプリの開発頻度はそれほど多くなく、むしろ既存のシリーズに新しい機種が追加されたことによるアプリのアップデートが多く、年に1・2回程度はありWindowsアプリとモバイルアプリの両方のアップデートが行われます。

アプリ開発時は、どのように開発が進むのでしょうか?

弊社では、ハード側主体でアプリの開発を進めることはありません。ハードの制約や制限は当然ありますが、それを理解した上で、ソフトの開発チームはもちろん、ハード、ソフトの開発チーム以外のメンバーも含めて議論し、アプリの仕様や要件を詰めていきます。ここが非常に重要なポイントで、ここで決めたことがサービスを含めた製品全体のユーザーの評価につながっていきます。また、アプリの作成に取り掛かる前に、どれだけ理想のアプリに近づけられるかを考えることが、その後の工程に大きく影響を与えます。いい加減に仕様を考えれば、開発途中で行き詰まり、一から考え直さなくてはならなくなり、開発が大きく遅れることになります。いかに効率よく理想のアプリを作成するか、この工程に関与できるのはとてもやりがいがあり、幸せだと思います。

ティアンドデイのような自社開発の企業では、新しい技術が入ってきづらいと思うのですが、これまでどのように技術を取り入れ、時代のニーズに合わせた製品を作ってきたのでしょうか?

弊社の製品は、世の中の通信技術の発達とともに進歩してきたと思っています。1994年に初代おんどとりが開発されてから今日まで、おんどとりは進歩してきましたが基本機能は変わっていません。おんどとりに搭載する通信機能が、時代に合わせて進歩してきました。私が入社した当時は、まだWindowsでのLAN通信、USB通信の技術は弊社にはなく、データロガーとの通信はシリアル通信のみでした。その頃、LANアダプターの開発が行われていて、パソコンとデータロガーをLANアダプターを用いて通信できるようにすることを目指していました。前職でサーバ・クライアントのLAN通信の開発に携わっていた私は、まずWindowsのLAN通信を開発しました。そして、その当時に通信の主流になっていたUSB通信を使ったデータロガーの開発がすぐに行われ、この時、USB通信の知識が全くなかった私は、書籍を頼りに独学でWindowsのUSB通信を開発しました。その後、Bluetooth通信の時代になり、いち早くモバイルアプリでBluetooth通信の技術開発を行いました。このように、最新の通信技術を追い求めていると、その技術を開発するための新しい知識や開発ツールと向き合うことになります。一方、世の中のソフトウェア開発の技術も年々進歩し、この新しい技術を地道に研究し、アプリ開発に取り入れてきました。今の時代、新しい技術は探せばいくらでも見つけられます。その技術を取り入れるかどうかです。

東京Base鈴木

東京Baseで唯一のAndroidエンジニアとして、同じ部署のメンバーと離れて働く中での難しさや、入社から1年も経っていない中で業務に慣れるまでの困難はありましたか?

入社して最初に驚いたのは製品の種類の多さでした。弊社ではシリーズごとに特色のある製品を展開していますが、そのシリーズ内でも細かくモデルが分かれており、多種多様な製品と向き合うことが必要になります。 入社時のオリエンテーションでは各シリーズの特色を教えてもらえる時間があり、また実際に製品を操作して理解を深める機会も用意されているため、スムーズに製品知識を学ぶことができました。オリエンテーション後も細かな製品仕様でわからないことがあれば、東京Baseの社員に気軽に質問しています。部署が違っても垣根なくコミュニケーションが取れるのは弊社の良いところですね。Androidアプリを作っていく中で実装方法で悩むときは松本Baseの先輩エンジニアによく相談しています。物理的に距離があるのでコミュニケーションは工夫が必要だと思います。弊社ではSlackというチャットツールを導入しているので基本的にはテキストベースで会話しています。ただし、テキストだとなかなか伝わりにくいことや画面共有しながら話したいことはリモート会議をすぐに設定して時間を置かずに解決することを心がけています。入社当初は突発的なリモート会議をお願いすることに少し躊躇したこともありましたが、松本Baseのエンジニアはどの方も「わからないことはすぐ聞いて!」というスタンスなので、こちらからガンガン質問していくことが物理的な距離を埋める秘訣かなと思います。

業務で今後改善していきたいこと、新しく取り組んでいきたいことはありますか?

私はこれまで、主にWebAPIを利用した実装経験が中心でしたが、入社して初めて機器とBluetooth接続し、アプリから機器を操作する実装を経験しました。これまでの開発とは異なり、通信の安定性や接続の維持、データの送受信の最適化など、新たに考慮しないといけない点があり最初は戸惑うこともありました。現在は、既存のコードやAndroid公式ドキュメントを参考にしながらBluetooth関連の実装を進めていますが、より良いアプリを開発するために、Bluetoothに関する幅広い知識を深める必要があると感じています。弊社では、新しい知識を習得するための支援として、書籍購入補助や動画学習サービス補助が制度として用意されていますので、これらを積極的に活用し、Bluetooth技術に関する理解を深めながら、より高度なエンジニアへと成長できるよう取り組んでいきたいと考えています。

松本Base藤澤

簡単に業務内容を教えてください。

1999年に新卒で入社し、最初はアプリに使うアイコンやヘルプファイルを作ったり、出荷用のフロッピーディスクやCDをコピーしたり、アプリ周りの様々な業務を行いながらアプリ開発の勉強をさせていただいていました。スマホアプリ開発に関わった時期もありましたが、現在は時短勤務で主にWindows用アプリの開発やテスト業務を担当しています。

時短勤務について、実際にどのようなスケジュールで働かれているのでしょうか。また、時短勤務で働かれていることでやりづらいと感じる部分はありますか?

二人目の子の育児休暇から復帰する時から保育園のお迎え時間に合わせて時短勤務を始めました。
下の子が小学生になるときに通常の終業時間に戻す必要があると思い、平日の習い事はやめるか、遅い時間にするか、子供送迎タクシー(タクシー会社に登録して、子供を習い事の場所まで送迎をしてもらうサービス)の契約も考えていましたが、小学生以降も時短勤務が使えるようになったと総務から聞き、継続して利用することにしました。その年の習い事の状況に合わせて終業時間を調整して申請しています。現在、二人の子供が小学生高学年と中学生になり、手がかからなくなったと思われがちですが、まだ毎日習い事の送迎や付き添いが必要です。余裕のある日は、子供と一緒にお菓子作りをしたり、パンを焼いたりすることもあります。また、子供がチェロとピアノを習っているので、毎晩練習につきあいながら一緒に弾くのも楽しみのひとつです。短時間にした分の給与は差し引かれますが、子供との時間はかけがえがないと感じています。どうしても業務時間は短くなってしまうため、アプリ公開前のテストなど期日が決まっている仕事で間に合わないと焦る時もありますが、部署のみなさんの理解もあり「もう時間だけど大丈夫ですか?」「やっておきますよ」と声をかけてもらったりサポートしてもらうこともあります。

東京Base鈴木

最後に、ティアンドデイのアプリエンジニアはどんな方が合っていると思いますか?

自ら考え、主体的に行動できる方は、弊社で活躍していただけると思います。開発業務ではアプリの仕様が決まったあと、各OSのエンジニアが開発フローに沿って設計や実装を進めていきます。設計・実装・評価などの各フローでどのような作業をするかは決まっていますが、そこに細かい作業指示はなく、任された作業をどうやって進めるかはエンジニア自身の裁量に委ねられています。そのためより良いやり方を考えて、積極的に行動できる方は能力を存分に発揮しやすく、働きやすい環境だと思います。とはいえ、すべてを個人で進める必要はありません。開発を進める中で相談したいことがあれば気軽に先輩エンジニアに質問し、アドバイスをもらうことができますので安心していただければと思います。

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